2012年11月23日金曜日

混浴温泉世界、別府。(4)


混浴温泉世界、別府(3) 続き





















【 4日目 】


滞在最終日。

まずは宿をチェックアウト。お世話になりました。


今朝も、別府に来てからのルーティンに移る。

まずは「カナンベーカリー」へ。

……

日曜定休……

よもぎあんパンが食べたくて仕方がなかったのだが……

渋々、別府駅中の小洒落たパン屋さんへ。

パンを買い、海門寺公園で食べる。

美味しいが、最終日をカナンベーカリーで締められない悲しさもひとしおだ。


今日はまず、platform02に行き、「水図」をじっくり拝見する。

もう一人の作者のブブさんが笑顔で出迎えてくれた。

この「水図」、人の記憶に引っかかる、不思議な作品だ。


続いて、伊藤存さんの作品を拝見しに、platform05へ。

入り口で、混浴温泉世界のTシャツを着た受付のお姉さんが俺を見るなり

「あれ!?昨日、トークイベントにいました?」

このお姉さん、昨日、俺の後ろにいたらしい。

そういえば、質問タイムの時に頭の後ろから軽快な声が飛んでいたような。

ああ、この人がアベリアさんか(←事前に噂を聞いていた)


伊藤存さんの作品は、刺繍だ。

キャンバスに縫ってある糸、近くで見れば糸なんだけど、距離をおいてみると水墨画のような絵になっている。

また、カラフルな松ぼっくりも置いてあり、これは別府に住む96歳のおじいさんの作品なんだとか。

platform05を出て、存さんとアベリアさんと話していると、そのおじいさんが金色に塗り上げられた自転車に乗って登場。

一同爆笑。噂をすれば影である。


存さん、アベリアさんに別れを告げて、また歩く。

もう会うこともないかもしれないが、またどこかで会えるような気もする。そんな不思議な親近感があった。


腹が減ったので、駅前のお店「とよ常」へ。

ずっと食べようと思っていたのだよ!特上天丼!

店内に入ると、あらっ、3年前に友達と夕食を食べに来たお店じゃないか。

なんたる偶然。そして天丼をペロリ。うんまい。


昼からは、またまた創平さんとブブさんのトークイベントへ。

昨日より詳しい話が聞けるそうだ。



思いの外、話が脱線しまくりだったが、それはそれで良かったことにしよう。


お次は、友人と合流して明礬温泉へ。

亀の井バスに揺られて30分ほどで到着。

うむ、明礬へはやはり自転車で行くべきだ!


温泉に入った後、またしても岡本屋売店へ。

メニューに抹茶プリンが加わっている!

蒸したまごと一緒に注文。

この蒸したまごの価格が1個100円。納得がいかんかったが、渋々購入。

だって、温泉の蒸気に置いておいただけでできる蒸したまごが100円って…ねえ

ぶちぶちと文句を言いながら、殻を割ってパクリ。

あっ……これは100円の価値あるわ、ごめんなさい。

むちゃくちゃ美味しかったので、帰りの電車で食べる用に、もう1個購入。気分ホクホク。


夜が始まりかけた明礬からの帰り道は雨。

薄暗い鉄輪の側溝から湯煙がもくもく。

湯煙に照明が当たって、とても不思議な光景であった。


別府に着いた。

僕はそのまま特急に乗って帰る。

現地集合・現地解散の友人たちに別れを告げて、改札を通る。


特急ソニックに乗りたかったが、違う車両のようだ。

それにしても、別府駅の「べっぷぅ~↑べっぷぅ~↑」というアナウンスにはつい笑ってしまう。

いろいろと愉快な街だった。


特急乗車中に、お弁当と蒸したまごを食べた。

電車の中で蒸したまごなんて、もう板東英二を馬鹿にできない。


小倉で新幹線に乗換えて、一気に京都へ。

こうして別府への小旅行が終わった。


かなり駆け足で書き上げてしまったので、ちゃんとまとめよう。







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