2012年8月29日水曜日

車輪の回転と頭の回転



依存と自立と孤独の三点倒立。


自転車に乗っているときに、ふと思いついた言葉である。

意味は特に深いものではない。

適度に人に頼り

適度に一人でいる

しかし、どちらかに倒れると、依存や孤独に身を滅ぼしてしまう。

このバランスをいい具合に調節できたら、いい具合に生きれるんだろうなと思った。


[図表]
依存と自立と孤独の三点倒立





















そんなことをしばしば考えつくのは、だいたい自転車に乗っている時だ。

自転車に乗っている時というのは、他に何もすることができない状態だ。


ペダルを踏む

ブレーキを握る

視覚判断

聴覚判断

とか


この辺のことは深く頭を使わなくても勝手にできる。

いわば「自動操縦」に近い状態。

では、使っていない頭の残り容量は何に使うか?

それは、何かを考えることだ。

手足が塞がって脳みそだけ宙ぶらりんの時、頭は勝手に回転する。

しかも、机に向かっている時よりも圧倒的に頭が回転する。

机に向かうと、雑誌だのPCだの、どうしても誘惑が目について集中できない。

自転車に乗っている時というのは、それらの誘惑を一切排除して頭だけ動かせるのだ(むしろそれしかできない)。


自転車以外にも

電車に乗っている時とか、シャワーを浴びている時なんかも脳内だけぐんぐん回転する。

だから、考え事をしたい時にはオススメの動作だったりする。

しかし、事故には気をつけよう。


Bicycle traffic signal in Amsterdam
Bicycle traffic signal in Amsterdam / James D. Schwartz


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