依存と自立と孤独の三点倒立。
自転車に乗っているときに、ふと思いついた言葉である。
意味は特に深いものではない。
適度に人に頼り
適度に一人でいる
しかし、どちらかに倒れると、依存や孤独に身を滅ぼしてしまう。
このバランスをいい具合に調節できたら、いい具合に生きれるんだろうなと思った。
[図表]
そんなことをしばしば考えつくのは、だいたい自転車に乗っている時だ。
自転車に乗っている時というのは、他に何もすることができない状態だ。
ペダルを踏む
ブレーキを握る
視覚判断
聴覚判断
とか
この辺のことは深く頭を使わなくても勝手にできる。
いわば「自動操縦」に近い状態。
では、使っていない頭の残り容量は何に使うか?
それは、何かを考えることだ。
手足が塞がって脳みそだけ宙ぶらりんの時、頭は勝手に回転する。
しかも、机に向かっている時よりも圧倒的に頭が回転する。
机に向かうと、雑誌だのPCだの、どうしても誘惑が目について集中できない。
自転車に乗っている時というのは、それらの誘惑を一切排除して頭だけ動かせるのだ(むしろそれしかできない)。
自転車以外にも
電車に乗っている時とか、シャワーを浴びている時なんかも脳内だけぐんぐん回転する。
だから、考え事をしたい時にはオススメの動作だったりする。
しかし、事故には気をつけよう。

Bicycle traffic signal in Amsterdam / James D. Schwartz
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